この度は以前からお宮が傾き心配していたお客様より改めて依頼いただいた物件となります。

▼before

当店作業場にて、先ずは材料の選別から行い今回はヒバで組上げることにいたしました

意匠的なバランスを計算するのも設計段階では大切なことのなります。

屋根材の仕様などでも大きさが左右しますからね。

軒裏には杉浮造り板を使用して屋根からの釘やビスが出てこないように

細部にわたっても気を使います。

解体後、台座基礎工事

予算に合わせてシンプルな構造でご提案させていただきました。

いよいよ御神体の屋移りとなります。

大切に移動しておいた御神体を元通りに置けるように

内部も造作しておきました。

御神体設置完了してこれから神主さんにご祈禱して頂き

お引っ越し終了となります。

こういった仕事も年々減っており、造り手も減少しています。

貴重なお仕事を任せて頂き感謝するとともに引き続き

維持管理も見守りたいと思います。

ありがとうございました。